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余はいかにして(RDA調査紀行)

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The Library of Congress

内容の消化が終わってないので備忘録ではあるが、ここに書き留めよう。

8/5に下見、8/6に正式に訪問した。

8/6 詳細

すでに京都大学の調査でRDA導入の経緯につ いては把握済みとして、今回は2012にLCス タッフとPCCメンバーに対して行った研修の詳細とその成果の実際について、事前に質問を送っていた。
意図としては日本にRDA教育を行う際、彼ら の方針で実践可能なのか明確にしたかった。

上記に加えて質問表には、 RDAの目指すゴールは?(結局変えて一番の メリットはなにか) すべての予算、技術の制約を取り払って考え たときに、あなたが最も理想とするカタログ がどのようなものか。
などかなり漠然とさせたものを加えていた。

できればフリートークでLCスタッフの考え る理想的なカタログの姿について一緒に考え てみたかったが、相互に喋りすぎてそんなフ リーな時間がなかった。

ともかく彼らのRDAを日本に広めて欲しいと いう意図は明確で、それと、NIIの決定待ち という状態のギャップに少し困惑したが、そ の日本の状況は伝えてあっても、なおかつ広 める必要性を感じているのだろう。 その情熱がどこからくるのか、追って質問し たいものだ。

10:00 –10:05 a.m. Judith Canaan - Welcome and Introductions

Cataloging and Acquisitions 内の Cooperative and Instructional Programs Division チーフ=RDA Training のプログラム のリーダーであるJudith Canaann会えた。書 類で名前を見ることがあってもまさかお会い できるとは。

挨拶、だけかと思ったらいきなりbibframeの説明が始まった。 この時点でノートもICレコーダーも出せてい なかった。 ひとまずRDAのゴールとBIbframeは切って も切り離せない、でもBibframeは改訂中で 現在ホームページにあがっている情報ですら もう事実ではない、という話だった。

急激なスタートだったので、ではいつ決まるのか、何がこれらの問題のネックになってい るかは聞きそびれた。

10:05 - 10:15 a.m. All three discuss the development of course pmaterial

10:15 –10:30 a.m. Paul Frank shows and discuss the CLW website

Paul は数千人にのぼるPCCメンバーの教育 プログラム担当。


http://www.loc.gov/today/cyberlc/feature_wdesc.php?rec=5871

手順としてはオンライン教材 ⇒quiz⇒webinarとなる。
Quiz未修者はwebinar参加不可。 でもQuiz解けてないとか、どうやって調べ たの?と聞くと、 該当者の名前でエクセルのリストを作って、 受講済みの報告を送ってもらって手動で管理 していたらしく、眩暈がした。

10:30 –10:40 a.m. Tim Carlton discusses classroom training and logistics

LCメンバーの研修担当。 ひととおりのカリキュラムはウェブに上がっ ている通りだが、それらの各回に参加者もが 自分で作った書誌を素材に、ここはなぜこうした、などあーでもないこーでもないとレビューする回が設けられていた。

10:40 - 10:55 a.m. Hien Nguyen discusses iCohere (learning management system)

こちらはジャカルタ、カイロなど世界6箇所 にあるLCオフィスのスタッフ向け遠隔研 修。 オンラインでログインしてから受講するので 進捗管理ができる(それはそうするだろう) HienもTimも口を揃えて言うには、受講者は 実務担当者だけではなく、彼らを管理し 今後変更後どのようなことが起こるか正しくペースを管理し、書誌 のクオリティを維持するためにはtop(せめて section chief)から先に参加することが必要ととらえているようです。

そうですね。


日本の係長以上になればなるほど外に出れな い、環境がアメリカにもあるのかな、と思い ました。

10:55 - 11:05.m. Paul Frank discusses online training and training overseas staff

11:05 –11:20 a.m. Tim Carlton discusses Toolkit and MARC tagging

11:20 –11:45 All discuss the application of RDA and related issues such as how policy is determined within PCC.

「いいかい、とにかくこの講習を受けたら、 仕事に帰った一冊目、CDかもしれない躊躇 しないで始めよう」ーTim




11:45 - 12:45 p.m. LUNCH with Mari Nakahari, Reference Specialist, Asian Division

1:00 - 2:30 p.m.Acquisitions & Bibliographic Access Directorate Meeting with
Jだけでなくpersianなど、right to left の字流 れにleft to rightが混ざりこむことについて の危険性ついても話を聞くことができた。
新たにrdaと付記するものについてArabic で 記録するものはないので上記の心配はない が、版表示の記述が資料に表示されるままな ので、 Chap-i 1からchap-i avvalになったり、和書 なら初版を1版と読み替えていたものを初版 と書くようになった。 こりゃ、改悪じゃないのかという意見。

微妙ですね。 図書館員的には絶対微妙、利用者は初版とあ れば読み替えて1版になるとまで考えないか もしれません、そういう意味ではユーザーに 優しいのかも。いずれにしても細々。

Michael L. Chyet East Asia section?

Hisako Rogerson, Librarian Northeast Asia Section Asian & Middle Eastern Division

Koji Takeuchi, Librarian Northeast Asia Section Asian & Middle Eastern Division

やはり、ポイントは「カタロガーズジャッジメント」。

裁量が増えたとはいえ書誌を取る対象 冊数が多いので、全員分の著者名典拠のリ ンクは厳しい…などoptional はやらない…というスタンスになるらしい。 LCからしてすでに実務と研修レベルで熱意 にムラがでているな、と感じた。

ちなみに研修後のバックアップ態勢には、三 人のスペシャリストが質問にこたえる時間= オフィスアワーを設けているらしいのです が、同じ対象についてcoreとoptionと、判断 分かれたりするらしい。

すでに判断が割れているとは。。black and whiteには分けられないといえ、やっぱりム ズカシイデスネ。

結局話し込みすぎてツアーには参加せず帰 る、ということになりました。

Proceed from Madison Building to Jefferson Building (street level) and go to Visitor Information Desk to check in for Constituent Tour

2:45 –3:45 p.m. Tour of Jefferson Building (Constituent Tour)

Visit concludes at approximately 4:00 p.m.; you can self-guide to exhibitions.

Library of Congress

すみません、眠すぎる。 今日はここまで。

8/8追記
結局この日は予定をぶっちぎって16:30までカタログの実務を(うるさく)見学させてもらった。

LCは、ずっこくて、RDA用マクロをちゃっちゃと作って、ほぼワンステップでRDAに必要な264(出版)やら33X(資料タイプ、それを使用するメディアタイプetc)、挿図、ビブリオグラフィの記述に対応するコードa やらbやらが、だーーっと自動的に書き変わる。
だから、よし、RDA は、いかに!と鼻息荒く見ていると

え?

というくらいあっけなく

はい。ご覧。

状態になる。

ちなみにコロンブスの卵なんですが、いま、NACSIS-CATはアルファベット以外の洋資料のうち原綴り入力可能な文字種は、Transcriptionと原綴り両方を手で入力しているのですが、LC ではTranscription を入力したら自動変換で原綴りが入力されるのです。

これは、すごい!

かつて東外大図書館ではロシア語ヒンディー語アラビア語の入力補助オンラインツールを公開していて、これで原綴り⇔Transcription 双方を互換できるけど、このテーブル対応表で、LC みたいなツールほしい、と言ったら簡単につくれるかしら。

Varnac
http://vernac.tufs.ac.jp/cat/

もっとも、Varnac は作り途中でお金が尽きたよくある残念さ。
確認できる範囲でロシア語は使えるけど、アラビア語は全然ダメ。

同じようにLC でもヘブライ語は長母音イー(私のけいたいが超ぼいん、と訳してくれた。あのな)に対応する原綴りにバリエーションがあるらしく、それは全然ダメ。とのことでした。

ちなみにLC での日本語カタログのTranscription は、自動じゃない。

それは、向こうはTranscription を先に入れる発想なので対応する漢字にバリエーションがあるからダメ。とのこと。

だけどこちらは、日本のNALISユーザーの私からすると、ナンセンス。

こちらの手順は漢字側を入力する手間で、ヨミは自動的にインプットされる。
インプットしたときのカタカナが自動に読みに入る、という形で作業してるから

何言っとると?簡単やないか。

と、思ってしまう。

お互いの知恵を交換するって本当はこういうときに役立つんだと思う。

いつの日か、ひとつのTipsをコミュニティをまたいで語れるのがより簡便になる日がくるといいですね。

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